定価:本体1600円+税
2010年7月30日 初版発行
四六判上製 本文240ページ
ISBN978-4-99052-121-9 C0030
毎日のように新聞、TVをにぎわす中東情勢。日本とつながりの深いアラブの国々。なのに、実は日本人はアラブのことをほとんど知らない。コーランや断食、イスラエルとパレスチナ、スンニ派とシーア派、ハマスとイスラム原理主義などなど。いまアラブは石油の枯渇に備え、すでに次の手を打っている。アラブは世界の金融を動かし、世界の観光地へと飛躍をめざし、そして工業化を進めている。アラブのことの全てわかる、この1冊!。
1955年生まれ。慶應大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科史学専攻修士課程修了、カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院史学科修士課程修了。現在、静岡県立大学国際関係学部准教授。専攻はイスラム地域研究、国際政治。著書『イスラム政治運動』(日本経済新聞社)『現代イスラムの潮流』(集英社新書)『イラクと日本』(集英社新書)『イスラム過激派をどうみるか』(岩波書店)『中東迷走の百年史』(新潮新書)『物語 イランの歴史』(中公新書)『中東イスラーム民族史』(中公新書)『イスラム超過激派』(講談社)『ドバイ発・アラブの挑戦』(NTT出版) ほか多数